エアライン証明写真の撮り方で写りをアップする撮影ポイントをプロが解説!

【目次】

  1. はじめに
  2. エアライン就活では証明写真が重要
  3. セルフ撮影?プロに撮ってもらう?エアライン写真の撮影について
  4. エアラインで好印象となる証明写真の撮り方ポイント3つ
  5. エアライン証明写真の写りアップ!撮影前のチェックリスト
  6. 加工修整はOK?エアライン証明写真のレタッチに関する疑問
  7. 就活専門写真館なら撮影だけでなくヘアメイクもエアライン仕様に
  8. エアライン証明写真の撮り方まとめ

はじめに

「エアライン就活の証明写真、写真写りをアップさせる方法とかあるのかな?」

「出来ることなら少しでもキレイに撮りたいな」

証明写真が重要と言われている“エアライン業界”。

少しでもキレイに写真が撮れる方法を知りたいと思いますよね。しかし、証明写真を撮影するなんて初めてで撮り方の正解も、よく写る方法もわからないことだらけだと思います。

この記事では、「エアライン証明写真の写りをアップする撮影ポイント」について分かりやすく解説しました。

ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

エアライン就活では証明写真が重要

エアライン証明写真の撮り方で写りをアップする撮影ポイントをプロが解説!1

華やかなイメージのあるエアライン業界。

一般企業においても履歴書の写真添付は必要ですが、エアライン業界では複数の写真提出を求められることもあるほど証明写真が重要です。

ではなぜエアライン業界ではこれほどまでに証明写真が重視されているのでしょう?

それは、エアライン業界はお客様と直接かかわりの深い「接客業」だからです。

エアラインを利用するお客様は年齢や国籍も異なるので、誰が見ても好感がもてる容姿を求められるのです。

お客様にとって直接関わりをもったスタッフが企業の顔になります。

笑顔が素敵で華やかなスタッフから接客をうけた場合「この航空会社のスタッフは笑顔が良いな」と思い、企業全体のイメージアップにつながります。

このように、企業の顔となるスタッフを証明写真から選定しているのです。

もちろん、あなた自身のスキルや経歴なども重要な判断材料となります。

しかし書類選考において採用担当者の目にまず最初にとまるのは、並んだ文字ではなく写真なのです。

あなたもハガキなどの手紙が届いた時、まず最初に、無意識に写真に目が行きませんか?

写真を見てその後に「なにが書いてあるのかな?」と文章に目を向けますよね。

書類審査の書類も同様なのです。

エアライン就活では複数の写真提出を求められることも

先ほども述べたように、エアライン就活では複数の写真提出を求められる事がよくあります。求められる証明写真は以下のものが多いです。

  • ・3×4の一般的な証明写真
  • ・バストアップ写真
  • ・全身写真

一般企業の場合は一般的な証明写真1枚が主です。

しかしエアライン就活の場合は証明写真だけでも複数ありますが、これらに加えてスナップ写真の提出も求められるケースがあるのです。

3種類の証明写真に加えて、更にはスナップ写真も求められるのは、エアライン業界は見た目と見た目から感じ取れる印象や内面性を重要視していることが分かりますよね。

また、写真については各航空会社によって細かい指定があることも。

例えば、写真の背景色や、服装、顔の向きなど、一般企業用の証明写真よりも決められている規定があるのです。

複数の写真提出に加えて細かい指定があると、「1種類撮り忘れていた」「指定の服装と違う服装で撮ってしまった」などのミスがおこってしまう場合もあります。

そのようなミスを未然に防ぐために、あなたが希望している航空会社がどのような写真を求めているのか事前に調べておくと安心ですね。

セルフ撮影?プロに撮ってもらう?エアライン写真の撮影について

エアライン証明写真の撮り方で写りをアップする撮影ポイントをプロが解説!2

ここまで証明写真の重要性をお伝えしましたが、エアライン就活用の証明写真はセルフで撮るのとプロに撮ってもらうのと、どちらがいいのでしょうか?

結論、プロ一択です。

プロに頼むことのメリットは以下の通りです。

  • ・プロの目線で身だしなみをチェックしてもらえる
  • ・カメラマンの技術と経験でエアラインらしい写真に仕上がる
  • ・表情やポーズの指導がある
  • ・データが必要な枚数もらえる
  • ・美しく撮影するための機材、セットがある
  • ・できあがった写真の加工、修正が出来る
  • ・エアラインに特化したヘアメイクをしてもらえる

このように、プロに撮ってもらうことで多くのメリットがあることが分かりますよね。

プロに頼むことで「料金がかかる」「予約が必要」といったデメリットもありますが、航空会社の細かな指定にあわせて自分で写真を撮ることは非常に労力が必要となり大変です。

エントリーシートを書くのも大変なのに、加えて写真の心配までしたくないですよね。

面接への第一歩となる証明写真、あなたの魅力を最大限に生かした写真をプロに撮ってもらいましょう。

就活専門写真館で撮影した場合の料金相場は?

「プロに撮ってもらうのは高そうで心配‥」

就活生にとって、プロに撮ってもらうといくら位お金が必要なのか気になるところですよね。そこでエアライン就活用の証明写真の撮影料金について、大体の相場を事前に知っておきましょう。

就活専門写真館で撮影した場合、ヘアメイクありと、ヘアメイクなしでそれぞれ価格が異なってきます。

ヘアメイクありの相場は1万〜1万5千円ほど、ヘアメイクなしの場合は5千円〜1万円です。

エアライン就活用のため一般企業用とはクオリティが異なることから、+5千円ほど一般企業用の証明写真より高いです。

エアラインで好印象となる証明写真の撮り方ポイント3つ

エアライン証明写真の撮り方で写りをアップする撮影ポイントをプロが解説!3

エアライン就活用の証明写真は、今後の採用に大きく関わります。

少しでも採用担当者に好印象をあたえる写真が撮りたいと思いますよね。

おさえるポイントは「背景」「表情」「ポーズ」この3つだけです。

詳しく見ていきましょう。

エアライン写真の撮り方ポイント1:背景

エアライン証明写真では、背景にも気を配りましょう。

背景によって写真からあたえるイメージは異なってきます。

おすすめの背景は以下の通りです。

  • 柄:無地orグラデーション
  • 色:ホワイトorブルー

エアライン就活の証明写真ではこれらが一般的によく使われておりおすすめです。

特に背景色では青色が以前より一般的で、現在でも名残から青色の背景色がエアライン業界では好まれやすいです。

ちなみに暗い色の背景で撮影すると、ジャケットも黒で髪も暗い色なので全体的に暗い雰囲気の写真となってしまい、好印象を与えられにくくなります。

証明写真はあなた自身が主役です。主役であるあなたが明るく爽やかにみえる背景がおすすめです。

スタジオ撮影不可!あなたらしいスナップ写真におすすめの撮影場所

エアライン就活では、証明写真に加えて「あなたらしいスナップ写真」を求められることがあります。

スナップ写真は証明写真のように型にはまった写真ではなく、自由度の高い写真です。

「あなたらしいスナップ写真」なので、自分らしさを写真からしっかりとアピールしていきましょう。

そんなスナップ写真ですが、航空会社によってはスタジオ撮影不可、といった指定がある場合があります。

スナップ写真におすすめの撮影場所は、公園や庭など広い空間で緑がある場所

なるべく人や物が多い場所は避けましょう。

せっかく屋外で撮影するのであれば、花や緑などの自然を取り入れた写真にすると爽やかかつ、華やかな写真に仕上がりますよ。

エアライン写真の撮り方ポイント2:表情

「真顔の証明写真」と「爽やかな笑顔」の証明写真。

どちらが採用担当者に良い印象をあたえるでしょうか?

断然、後者の「爽やかな笑顔」の証明写真ですよね。

エアライン業界は幅広い年代の人とかかわりの深い接客業です。

書類審査だけではなく、面接や実際の現場においても笑顔は必須。

爽やかな笑顔のポイントは、口元と目元

口元は笑っているのに目が笑ってない‥というのは怖い印象をあたえてしまいますよね。

なので、目元も笑顔を心がけましょう。

口元は、歯を見せた方が良いですよ。

白い歯は、明るく爽やかなイメージをあたえることができます。

エアライン写真の撮り方ポイント3:ポーズ

証明写真でポーズをとる事自体、経験する機会はあまりないので難しいですよね。

好印象をあたえるポーズとは、どのようなものがあるのでしょうか?

詳しく見ていきましょう。

(1)エアライン証明写真のバストアップ撮影のポーズ

バストアップの写真とは、頭から胸の下あたりまでの上半身の写真のことです。

バストアップ撮影は、正面を向いたポーズが一般的です。

キャビンアテンダント志望であれば、体を少しだけ斜めにして顔は正面に向けるポーズがおすすめ

体を少し斜めにすることで肩や体のラインがすっきりとしてみえるんですよ。

背筋をしっかりと伸ばし姿勢を正して撮ることは大前提なので忘れずに。

(2)エアライン証明写真の全身撮影のポーズ

全身の証明写真は、頭の先から足先までうつした写真の事です。

バストアップと同様に、体を少し斜めにすることで体のラインがキレイにうつりますよ。

足先までうつるので、足もすらっと長くキレイにうつしたいですよね。

足首を前後の重ねてL字のようにすることで足が細くキレイに見えますよ。

ひとつひとつのちょっとしたポイントを気を付けるだけで素敵な全身写真が撮れるので覚えておきましょう。

エアライン証明写真の写りアップ!撮影前のチェックリスト

エアライン証明写真の撮り方で写りをアップする撮影ポイントをプロが解説!4

証明写真撮影直前は、緊張からいろいろな”うっかり”がおこりがちです。

事前に下調べをしておいても忘れてしまうこともあります。

撮影直前のチェックポイントは以下の4つだけ。

この4つを心得て撮影に挑みましょう。

エアライン撮影前の確認1:スーツ・洋服にシワや汚れがないか

清潔感が求められるエアライン業界では、スーツや洋服のシワや汚れは大切なチェックポイントのひとつです。

基本的なことですが、基本的なことだからこそきちんとチェックをしましょう。

黒のスーツは汚れも悪目立ちしやすいので写真にはっきり写ってしまうことも。

ほこりなどの汚れがあった場合はコロコロで取り除きましょう。

腕の関節部分にはシワが出来やすいのでチェック。

どうしてもシワが取れない場合には、なるべくシワが写らないように撮影をすることや、撮影後に加工で消すことも可能です。

スーツは撮影日までにクリーニングに出しておくと汚れもシワもきれいになるので安心ですよ。

エアライン撮影前の確認2:髪の崩れ・アホ毛はないか

撮影前には髪の毛も必ずチェックしましょう。

ヘアセット後はキレイに整って安心していても、いざ写真を撮って見直してみると髪の毛が崩れていたり、アホ毛が‥なんてことも珍しくありません。

そのような事態を防ぐために、時間がたっても髪型が崩れないようスプレーやワックスを使用するなどの対策を必ずしましょう。

アホ毛にはスティックワックスがおすすめですよ。

飛び出ている毛に直接なで付けるだけなので手も汚れずとっても簡単。

スティックワックスは持ち運びも便利なので撮影時も荷物になりません。

ふと鏡を見て気になったらすぐに直せるのでひとつ持っていると安心ですね。

エアライン撮影前の確認3:ファンデーションが崩れていないか

撮影前のチェックポイント、続いてメイクです。

汗や皮脂で崩れやすいのがファンデーション。

撮影前には、ファンデーションが崩れていないかも忘れずチェックしましょう。

証明写真の撮影のため、緊張して汗をかいてしまう可能性は十分あります。

対策として、汗や皮脂に強いファンデーションを使うことや、メイク後の化粧崩れ防止スプレーなどがあります。

ファンデーションは、肌をキレイにみせてくれるという重要な役割があります。

シミやニキビ跡などもカバーしてくれて肌の明るさもUPするので証明写真撮影時には欠かせません。

化粧崩れ防止の対策をしておくことで、何度もメイク直しをする手間や時間を省けますよ。

エアライン撮影前の確認4:襟・ボタン・ネクタイ・袖口は正しい着こなしか

最後に、撮影前にうっかり見落としがちな細かい部分のチェックも忘れず行いましょう。

  • ・スキッパーシャツを着用の場合は襟の出方に左右差がないか
  • ・ジャケットやシャツのボタンは正しく止まっているか
  • ・ネクタイの長さは適切か(ネクタイの先がベルトにかかる程度がベスト)
  • ・ジャケットを着たとき、袖口から見えるシャツの長さは適切か

普段からスーツを着ていない限り、正しく着こなすことは難しいですよね。

なので、一つずつチェックしていきましょうね。

まず、スキッパーシャツは、第一ボタンがなく襟の開いたシャツですが、顔周りがすっきりと明るく見えるので人気です。襟を出すので左右差がないか必ずチェックしましょう。

次にスーツジャケットのボタンは、男性と女性で着こなし方が変わります。

男性の場合、2つあるボタンのうち上のボタンのみとめます(※ボタンが3つある場合は真ん中のみ止める)。女性は全てのボタンをとめます。

また、ジャケットから見えるシャツの長さは男性は1〜1.5センチ程度、女性はジャケットからシャツが見えないのが理想。

このように、男性と女性とで着こなし方が異なる部分もあるので混同しないように気をつけましょう。

 

たくさんあるように感じますが、上からゆっくりチェックしていけば大丈夫です。

加工修整はOK?エアライン証明写真のレタッチに関する疑問

エアライン証明写真の撮り方で写りをアップする撮影ポイントをプロが解説!5

今はスマートフォンのアプリでも写真を加工できるものも沢山ありますよね。

そのため、現代の技術だと証明写真撮影後の加工は簡単に出来ます。

しかし、簡単に出来るからこそ注意が必要です。

エアライン就活用の証明写真加工については、OKな加工とNGな加工があるのです。

    OKな加工修正

  • ・できてしまったクマやニキビなどの肌トラブルを消す
  • ・肌の色を明るくみせる
  • ・スーツのシワを補正
  • ・飛び出てしまった髪の毛(アホ毛)の修正
  • NGな加工修正

  • ・目を大きくする、鼻を高くするなど誰が見ても不自然な加工
  • ・足を長くしたり細くしたりする極端な加工

一時的な肌荒れや顔色をよくするくらいの加工はOKです。

しかし、美容整形のような加工はNG

証明写真でよくみられたいという気持ちから、あれこれと極端な加工をしてしまうと「これは明らかに加工だな」と採用担当者にも気付かれてしまうことも。

毎年膨大な数の証明写真を見ている担当者には、この写真は加工か、加工ではないか、の見分けも付きます。

証明写真と雰囲気が違いすぎると面接での印象も悪くなってしまいます。

加工をする際には、理想の自分を作り上げていくではなく、誰が見ても好印象をもつ、健康的で爽やかな加工が良いですね。

就活専門写真館なら撮影だけでなくヘアメイクもエアライン仕様に

エアライン証明写真の撮り方で写りをアップする撮影ポイントをプロが解説!6

証明写真の撮影は就活に特化した就活専門写真館での撮影をおすすめします。

就活専門写真館ではエアライン業界を得意とする写真館もあり、撮影だけでなくヘアやメイクまでエアライン仕様に仕上げてくれるのです。

「自分ではどのような髪型やメイクが似合うのか分からない」

などと普段からヘアメイクが不安という人にとても助かりますよね!

メイクやヘアセットは普段から自分でしているという方も、エアライン就活の特徴を踏まえたヘアメイクは難しいという場合が多く、就活専門写真館でヘアメイクから撮影まで依頼する人が多いです。

ヘアメイクについてどうしたら良いのか不安な人は一人で悩まず、まずはプロに相談してみましょう。

就活専門写真館の美容師はこれまで多くの就活生を送り出しているプロなので、あなたの話をしっかりと聞いてくれますよ。

エアライン証明写真の撮り方まとめ

いかがでしたか?

証明写真の写りをアップする撮影のポイントについて解説しました。

細かい部分もありますが、一度目を通しておくのと、全く知らない状態とでは撮影に対する緊張感や写真の仕上がりが大きく違ってきます。

自信をもって、撮影に臨んでくださいね。

きっとあなたの魅力を最大限に生かした素敵な写真が撮れますよ。