【目次】
- はじめに
- エアライン証明写真は髪型で好印象を勝ち取る
- エアライン証明写真で下ろした髪型は不利って本当?
- エアライン証明写真の撮影で下ろした髪型がOKなのはどんな時?
- 【ショート・ボブ】エアライン証明写真におすすめの下ろしスタイル
- 【ミディアム】エアライン証明写真におすすめの下ろしスタイル
- エアライン証明写真の写りを良くする髪型セットは写真館
- エアライン証明写真の下ろしヘアまとめ
はじめに
よく写真撮影の見本などで見かけるエアライン証明写真や一般の証明写真では、髪をまとめ上げたスタイルが多いですよね。
「絶対に下ろした髪型で証明写真を撮ってはいけないの?」
と、疑問に思う方もいるのではないでしょうか?
今回は、下ろし髪で証明写真を撮影したい方に向けて、証明写真でもOKな下ろしヘアのご紹介とセット方法を解説していきますね。
エアライン証明写真は髪型で好印象を勝ち取る
エアラインのお仕事は、お客様の前に立つ接客業なので、「清潔感」が無くてはなりません。
そして、エアライン証明写真ではお仕事にふさわしい見た目の印象がとても重要となります。
エアライン証明写真での見た目の印象は、ほとんど髪型によって決まります。
目元や頬に髪がかかってしまうと、だらしなく見えてしまったり、暗い印象に見えて良くないんです。
明るく活発に見えるように、表情が良く見えるような髪型を意識して、好印象を勝ち取りましょう。
エアライン証明写真で下ろした髪型は不利って本当?
「エアライン証明写真で下ろした髪型は不利になる」という話を聞いたことがないでしょうか。
しかし、下ろしヘアにしたから落ちるということではありません。
重要なのはエアラインのお仕事に適切であり、清潔感のある髪型であること。
ただ、エアライン証明写真を撮影する場合、髪を下ろしたスタイルで撮影するのは一般的ではなく、多くの就活生が髪をまとめ上げて撮影しており、下ろし髪で撮影する方があまりいないのが現実です。
まずは、エアライン証明写真において、下ろしヘアが一般的ではない理由を確認しましょう。
下ろした髪型が一般的でない理由1:まとめ髪のほうが機能性・衛生面で優れている
下ろした髪型が一般的ではない理由の1つ目が、エアラインのお仕事上、髪をまとめている方が機能的で、衛生面に優れているからなんです。
エアラインのお仕事は清潔感がとても重要となります。
顔にかかった髪をかき上げたり、崩れた髪型を直すたびにいちいち髪を触ってしまうと、衛生的によくありません。
食事や飲み物を提供する際にも髪の毛が落ちてしまう可能性がありますよね。
また、有事の際にはスタッフが即座に動かなければいけません。
そんな状況で髪が邪魔にならないようにするためにも、髪をまとめている方が機能的と言えますよね。
下ろした髪型が一般的でない理由2:まとめ髪のほうが明るい印象だから
下ろした髪型が一般的ではない理由の2つ目が、まとめ髪のほうが明るい印象を与えるということです。
例えば、髪が覆いかぶさって顔がよく見えない人と、キレイにまとめられた髪で表情がよく分かる人ではどちらが明るく、好印象に見えるでしょうか?
エアラインのお仕事はお客様の前に立ち、常に周りから見られています。
下ろした髪が悪いわけでは無いのですが、髪は動いてしまうので、意図せず顔を覆ってしまうこともありますよね。
こういった理由から、まとめられている髪型のほうが理想とされているんです。
エアライン証明写真の撮影で下ろした髪型がOKなのはどんな時?
エアライン証明写真の撮影で下ろし髪にしてもOKな場合があります。
就活生みなさんにふさわしいとは言えませんのでご注意ください。
それではエアライン撮影で髪を下ろしても良いのはどんな時なのか、解説していきます。
下ろした髪型でOKな場合1:ショート・ボブの就活生
下ろした髪型でOKな場合の1つ目は、「ショート・ボブの就活生の場合」です。
長さの短いショート・ボブでは髪を結んでまとめることができませんよね。
そういった場合では下ろした髪型にするしかないので、下ろした状態で髪が顔にかからないようにセットすれば大丈夫です。
パサついていたり、短い髪がハネたりしないように、清潔感のあるセットを工夫しましょう。
下ろした髪型でOKな場合2:顔まわりがスッキリとして見えるスタイル
下ろした髪型でOKな場合の2つ目は、「顔まわりがスッキリとして見えるスタイル」である場合です。
肩ぐらいの長さがある場合でもハーフアップにして髪が落ちてこないようにしたり、顔まわりの髪を両耳にかけて顔がしっかりと出るようにすれば、スッキリと清潔感のある印象になりますよ。
「顔にかかるのはNG」であることを意識してセットするように心がけてくださいね。
ただし、毛量が多い・ロングヘアの就活生はまとめ髪にしましょう。
どうしても重たく暗い印象になってしまいます。
【ショート・ボブ】エアライン証明写真におすすめの下ろしスタイル
ショート・ボブの髪型で、エアライン証明写真におすすめの下ろしたスタイルを解説していきますね。
同じショート・ボブの髪型でも、セットの仕方でガラッと印象が変わるので、今の髪の長さに応じて、適切なスタイリングをしましょう。
ショート・ボブの下ろした髪型1:そのままダウンスタイル
ショート・ボブの下ろした髪型の1つ目は、そのままダウンスタイルに仕上げる形です。
「そのまま」といっても、何もしないというわけではなく、キレイにブローやアイロンで表面を整え、スタイリング剤で散らばらないようにまとめましょう。
ナチュラルな髪型だからこそ、手を抜かずに仕上がりをしっかりと確認しましょう。
髪に長さがある場合はまとめているほうが良いので、比較的短めの方におすすめの髪型といえるでしょう。
エアライン証明写真に適したそのままダウンスタイルの特徴
エアライン証明写真に適したそのままのダウンスタイルは、とても自然体で、落ち着いた印象を与えます。
しかし、セットでのごまかしが効きにくく、髪の状態がそのまま出やすいのが特徴で、ちょっとしたクセや後れ毛などが出ているとすごく目立ってしまうんです。
証明写真の撮影や面接の直前には必ず、髪型が乱れていないか確認するのを忘れないでくださいね。
撮影を考慮したそのままダウンスタイルのセット手順
エアライン証明写真の撮影を考慮した、そのままダウンスタイルのセットの手順を解説しますね。
- 1.ブラシでブローをして、髪の根元に自然な立ち上がりをつけます。(ブラシが苦手な方は手ぐしでも大丈夫です。)
- 2.アイロンやブラシを通して、毛先から中間をまとめます。
- 3.ソフトタイプのスタイリング剤を髪に馴染ませます。
- 4.髪が顔にかかっていないかしっかりチェックしましょう。
そのままダウンスタイルは、自然体で美しく見せるのがポイントです。
髪の根元が潰れてぺったんこになっていると、元気がなさそうで暗い印象になってしまいますよ。
ブラシを通して髪に自然な立ち上がりをつけるようにしましょう。
毛先から中間部分はアイロンやブラシを使ってキレイにまとめましょう。
このとき、後れ毛や切れ毛などを見逃さないように注意してくださいね。
アイロンやブラシのやりすぎは静電気が発生してまとまらなくなるので、通す回数は1、2回にしましょう。
ピンとまっすぐにするよりも、自然な丸みがつくようにするのがポイントです。
最後に、あまりスタイリング剤でカチカチに固めてしまうと不自然に見えてしまうので、つけ過ぎには注意が必要です。
ソフトワックスやあまり固まらないスプレーがおすすめですよ。
ショート・ボブの下ろした髪型2:内巻きワンカール
ショート・ボブの下ろした髪型の2つ目は、内巻きワンカールのスタイルです。
慣れてしまえば比較的簡単に作れる髪型なので、セットが苦手な方にもおすすめなんです。
髪が短かすぎると毛先の内巻きができないので、アゴラインより長いボブスタイル向けの髪型になります。
エアライン証明写真に適した内巻きワンカールの特徴
内巻きワンカールは、髪全体にまとまりがあって、「上品な落ち着き」「清潔感」といった印象を与えてくれます。
髪を触るのが苦手な方でも比較的簡単にセットが行えて、なおかつ崩れにくいのが特徴です。
サイドの髪を耳にかければ顔にかかることもありませんし、表情もよく見えて、好印象なのは間違いないでしょう。
撮影を考慮した内巻きワンカールのセット手順
エアライン証明写真の撮影を考慮した、内巻きワンカールのセットの手順を解説しますね。
- 1.髪を軽く引っ張りながら、全体にドライヤーで風を通して根元を自然に起こします。
- 2.ツヤを出し、まとめるために、ブラシを通して髪全体をブローします。(ブラシが苦手な方はアイロンでも大丈夫です。)
- 3.太めのカールアイロンや大きめのカーラーを使って毛先にワンカールをつけます。
- 4.カールがついたら最後にハードスプレーを少し振りかけましょう。(固めすぎると不自然になるので注意しましょう。)
内巻きワンカールのセットのコツは、毛先だけを極端に丸めるのではなく、根元を自然に立ち上げることです。
根元が潰れていると、いくら毛先を巻いてもキレイな内巻きにはならないので気をつけてくださいね。
サイドの髪は、頬が隠れないように耳にかけるようにしてください。
そうすることでお顔周りがスッキリとして明るい印象になりますよ。
【ミディアム】エアライン証明写真におすすめの下ろしスタイル
髪の長さが肩より長いとまとめ上げるのが一般的ですが、髪をまとめるのが苦手な方や、下ろし髪で臨みたい方におすすめのスタイルとセット方法を解説していきますね。
下ろし髪でも大丈夫か不安な方も、この髪型であれば安心ですよ。
ただし、毛量が多い就活生・ロングヘアの就活生にはおすすめできません。
ミディアムの下ろした髪型1:ハーフアップ
ミディアムの長さでの下ろした髪型は、ハーフアップにするスタイルです。
ミディアム以上に長くなった髪をすべて下ろしてしまうと、重たい感じに見えてしまって好印象とは言えません。
なので、髪の毛の半分をまとめるハーフアップにして、スッキリとした見た目にしましょう。
ハーフアップにしておけば、お顔に髪が被さってくる心配もないので、安心して写真撮影や面接に臨むことができますよ。
エアライン証明写真に適したハーフアップの特徴
ハーフアップはエアライン証明写真だけでなく、一般企業の就活でもOKとされています。
とても女性らしい髪型で、お顔もスッキリと見えるので、きちんとまとめていれば上品で真面目な印象を相手に与えるでしょう。
しかし、髪に動きをつけて遊ばせてしまうと派手に見えてしまったり、短い髪が飛び出しているとボサっとした印象になってしまうのが注意点です。
TPOに適したセットを心がけて清潔感を忘れないようにしてくださいね。
撮影を考慮したハーフアップのセット手順
エアライン証明写真の撮影を考慮した、ハーフアップのセットの手順を解説しますね。
- 1.髪を下ろし、全体をアイロンやブローでツヤを出し、キレイに整えます。
- 2.耳の上あたりから上下に分け、上の部分を後頭部でまとめます。
- 3.残った下ろしている髪は、毛先を肩より後ろに収めましょう。
ハーフアップはとても簡単な手順で行うことができますが、手を抜いてしまうと粗が目立ってしまうので注意しましょう。
寝グセや結びグセなどは、そのままの状態でまとめると毛先が飛び出してしまう原因になるので、必ず全ての髪を下ろした状態でキレイに整えてからまとめてくださいね。
髪をまとめる位置が高すぎたり、毛先が上を向いていると、カジュアルなスタイルになってしまうので、耳の少し上の位置にまとめるようにして、毛先は下に向けましょう。
ミディアム以上の就活生で悩んでいるならお団子がおすすめ
ミディアム以上の就活生で、どんな髪型にすれば良いか悩んでいるなら、お団子にするのもおすすめです。
就活では一般的にされている髪型で、一つに束ねて毛先を丸めてまとめるだけの簡単な手順でセットでき、清潔感もあって真面目な印象を与える証明写真向けの髪型なんです。
お顔に被る心配もありませんし、崩れにくい機能的な髪型でもあります。
エアライン証明写真の写りを良くする髪型セットは写真館
エアライン証明写真の撮影や、髪型のセットは写真館に依頼しましょう。
エアラインのお仕事では、「見た目」の清潔感や美しさがとても重要です。
証明写真でもそれは同じことが言えます。
証明写真は、撮り方や髪のセットの仕方で印象はガラッと変わってしまうんです。
自分でセットして無人機で撮影するよりも、整った設備があり、プロのカメラマンやスタイリストが在籍している写真館であれば、適切な髪型で、1番写りの良い状態で撮影をしてもらえます。
第一印象をより良くするためにも、写真館での撮影をおすすめします。
エアライン証明写真の下ろしヘアまとめ
今回は、エアライン証明写真の下ろしヘアについて解説してきました。
下ろした髪型での撮影に悩んでいた方の参考になったでしょうか。
下ろした髪型にすることで面接で不利になるということはありません。
ただし、一般的にはまとめ髪にすることが多いので、少数派になります。
下ろした髪型にする場合は、カジュアルになったり、派手に見えたりしないように気をつけましょう。
撮影やヘアセットは写真館に依頼して、エアライン証明写真にベストな状態で行いましょう。
おしゃれさではなく、清潔感のある印象を忘れないでくださいね。