【目次】
- はじめに
メイクによってエアライン証明写真の印象をアップできる
エアラインを目指す女子就活生が知っておきたいメイクの心得
エアライン証明写真の“華やかメイク”のポイント【パーツ別】
好印象となるエアライン証明写真メイクは就活専門写真館を予約!
エアライン証明写真のメイクまとめ
はじめに
エアライン用の証明写真を撮影する上でメイクは合否判定に大きく関わるポイントであることを、皆さんはご存知でしょうか?
エアライン業界は見た目に厳しい業界。
研修生やエアラインスクール、新卒で入社した後でもメイク講座が開かれるほど。
エアライン用のメイクは身につけておく必要があり、それは書類審査である証明写真からも”自分に合うメイクが出来ているか”を判断されているのです。
メイク一つで不合格に近づくのは嫌ですよね?
そこで今回は、エアライン用の証明写真に適したメイクについてベースやアイメイク、リップメイクなど細部にわたり詳しく解説していきます。
一般企業就活メイクとは異なるメイクの注意点を覚えていきましょう!
メイクによってエアライン証明写真の印象をアップできる
ひとたび募集があれば何百、多いところでは千単位の応募者が殺到するエアライン採用試験。
膨大なエントリーシートの中から、次の面接に呼ばれるためにはエアライン証明写真は大変重要な役割を担っていることがわかるでしょう。
パッと見で選ばれるエアライン証明写真とそうでない写真の違いは、ズバリ“メイク”です。
プロのメイクさんにメイクしてもらうとまるで別人のように見違えるように、メイク一つで印象は変えられます。
印象までもを左右するメイクのポイントをしっかりと押さえて、一般企業ではなくエアライン用のメイクを実践し、納得のいくエアライン証明写真を撮りましょう!
普段の就活メイクとエアライン証明写真メイクの違いは?
エアライン証明写真と就活メイクの違いは“華やかさ”。ここが大きな違いです。
就活メイクで求められるレベルは社会人としての「身だしなみメイク」。
一方、エアライン証明写真メイクは「身だしなみメイク」+「華やかさメイク」。
どのエアラインでも新人トレーニングでは必ずメイクトレーニングがあるほど重要視しているメイク。
メイクに重点を置くのは接客業として好印象を与えるだけではなく、エアライン特有の華やかさが必要だからなのです。
ほかにも、エアライン証明写真の撮影はかなり強いストロボライトを使います。
普段のナチュラルメイクで撮影してしまうと、メイクの色がフラッシュで飛んでしまい顔色が悪い写真になる恐れがあります。
運転免許証の写真やスピード証明写真で写真を撮ったら、なにかいつもと違うって思ったことはないですか?
それは普通の薄いメイクをしているから顔色悪く映ってしまい、普段見慣れた自分との違和感を感じるからなのです。
だからこそ、エアライン証明写真メイクの特徴は「少し濃い目」がポイント。
華やかさを演出しやすいパーツをエアライン用に仕上げましょう。
明るく華やかに見えるように、エアラインメイクは普段より濃いメイクを意識しましょう。
エアラインを目指す女子就活生が知っておきたいメイクの心得
人の第一印象はほんの一瞬で決まります。
エアラインのスタッフとしてお客さまと接する時間はほんの少し。
エアラインの就活では、第一印象で「華やかさ」と「好印象」を与えられるメイクを意識する必要があります。
エアラインメイクの特徴は濃い目のメイクだからと、ただ色を濃くすればいいという単純なことではないのです。
女子就活生が普段知ることのない、エアライン証明写真メイクの心得を一つ一つ詳しく解説していきます。
エアライン証明写真メイクの心得1:作り込んだしっかりメイク
エアラインのメイクは普段のナチュラルメイクよりは濃いですが、いわゆる「けばい」メイクではないですよね。
これはなぜだかわかりますか?
実は、一つ一つのメイクにしっかりと時間をかけて丁寧に作りこんでいるからなのです。
プロのメイクが素人と違うのはこのひと手間があるから。
- ・普段のメイクではさっと済ませてしまうようなベースメイクを、スポンジやブラシなどを使って丁寧に塗っていく
- ・眉毛のアーチと顔のバランスを見て左右対称にきれいに描く
- ・アイシャドウもグラデーションをいれたりして立体感をだす
こういった小さいひと工夫が、エアライン証明写真の仕上がりに大きな違いを生むのです。
エアライン証明写真メイクの心得2:華やかなカラーを使用する
エアラインメイクのポイントは、「いつもよりちょっと濃い目」。
だからといって真紅の口紅といった“濃い色”を基準に選ぶのではなく、あくまでもあなたの顔を華やかに彩ってくれる色を選ぶようにしてください。
エアラインでは、「明るく」「温かみがある」「好感度が高い」顔になるようなメイクが好評。
自分でコスメを選べないようであれば、コスメ売り場のプロのアドバイスを参考にするのもおすすめですよ!
エアライン証明写真の“華やかメイク”のポイント【パーツ別】
エアライン証明写真のメイクポイントは、やはり「華やかさ」。
だからといって全てのメイクパーツを濃くして強調すれば、ちぐはぐなメイクになってしまいかねません。
一つ一つ丁寧に、でも全体のバランスを見ながら仕上げていくことが大切なのです。
ここではパーツ別にエアライン用のメイクポイントを解説していきます。
エアライン証明写真のメイク1:ベースメイク
プロのメーキャップアーティストが一番時間をかけるのがこの“ベースメイク”。
それだけ重要視されているのはエアライン業界でも同じです。
たとえば、ほぼナチュラルに見える韓国系エアラインのCAさん。
実はあのつるんとしたたまご肌にするために、ベースメイクにかなりの時間をかけているのをご存知ですか?
ベースメイクはすべてのメイクの土台。
しっかりした土台ではないと建物が傾いてしまうように、メイクの土台のベース作りがちゃんとしていないと、その上にいくら色を入れても映えません。
ベースメークの手順をこの機会にしっかりと覚えておきましょう。
- 【エアライン用の証明写真ベースメイク手順】
- (1) 化粧下地を塗る
- (2) コンシーラーで気になるクマやくすみを隠す
- (3) ファンデーションをつける
- (4) 仕上げにフェイスパウダーをつける
手順は普段のメイクと同じに思えますが、メイクをす流際の一手間がエアライン×証明写真用のメイクに相応しくしてくれるのです。
そんなポイントを3つ、以下よりご紹介します。
エアライン写真のベースメイクポイント1: 肌トラブル・クマを隠し込む
1つ目のベースメイクポイントは肌トラブルやクマを隠し込むこと。
そう、隠すだけではなく隠し込むのです。
エアラインの採用試験ではスキンチェックがある会社もあるほど、肌のきれいさは大変重要なポイントです。
ニキビや目の下のクマ、肌のくすみはこのベースメークの段階でコンシーラーで見えなくしましょう。
一度に一気につけるのではなく、少量をスポンジや指で重ね塗りしてカバーすることでより隠し込むことができます。
浮くか心配だと思いますが、証明写真のためそこまで目立ちませんし、レタッチで自然に隠すことも可能です。
隠し込む際には、それぞれの肌の悩みに合わせてカラーコントロールを使うのもおすすめですよ。
また忘れがちなのが小鼻回りの赤み!ここもしっかりと隠しましょう!
エアライン写真のベースメイクポイント2:肌の表面が均一で毛穴レス
ファンデーションはリキッドタイプが好ましいです。
とにかく花横と頬骨の目立つ毛穴を埋め、表面を均一にムラなく塗るようにしてください。
ファンデーションブラシやスポンジを使って、顔の中心から外側に向かって薄く均一に塗っていくのがポイント。
この時に首と顔の境目がくっきり分かれないように気を付けましょう。
毛穴が気になる場合は、ポンポンと上から軽くたたくような感じで毛穴を埋めるようにすると隠しやすいです。
毛穴対策は、日ごろのスキンケアが重要。しっかりと保湿をして毛穴が開かないよう注意しましょう。
撮影前には目立つ毛穴に冷えたタオルをあて、毛穴を引き締めて目立たなくさせるのもコツの一つ。
一瞬の写真撮影だからこそ出来る技です。
またメイクをする必要がないエアライン志望の男子学生も、肌のコンディションは重要なポイント。
日ごろのスキンケアで保湿は忘れないでくださいね。
エアライン写真のベースメイクポイント3:撮影中に崩れないような対策を
エアラインの証明写真を撮る際に、緊張したり強いライトの熱でメイクが崩れてしまってはせっかくの写真が台無しです。
ベースメイクの化粧下地に皮脂テカリ防止成分が入っているものや、お直し用のファンデーションやパウダーを用意しておくと安心です。
プロのメイクさんがメイクしてくれる写真館でも、面接まで進んだら化粧直しをするのはあなた。
日ごろから崩れないメイクをすることを意識しましょう。
エアライン証明写真のメイク2:アイメイク
次にアイメイク。
エアライン用の証明写真メイクの中でもより重要なのがこのアイメイクです。
接客業では特に“アイコンタクト”を大切にしますので、目元の印象はとても大事です。
しかも今はコロナウイルスの影響で感染症対策でマスクが当たり前。
エアライン証明写真では、顔全体が見られますが面接試験や実際にエアラインで働きだしたらマスクで目元しか見えないなんてこともあるでしょう。
だからこそ、アイメイクはしっかり押さえておきたいポイントです。
エアライン用の就活写真アイメイクの手順は以下のとおりです。
- 【エアライン用の証明写真アイメイク手順】
- (1) アイホール全体にベースとなるアイシャドウをつける
- (2) 中間色をアイホール中ほどから目尻にかけてグラデーションになるようにつける
- (3) 目尻のキワに一番濃い色をいれる
- (4) ブラシやチップを使って色をぼかす
- (5) アイラインをひく
- (6) マスカラを塗る
エアライン用の証明写真アイメイクでは、グラデーションの付け方が普段メイクや一般企業の就活写真メイクと異なります。
縦ではなく斜め横に広げるように濃い色を重ねていくのがコツです。
それでは、アイメイクでのポイントも以下より解説していきます。
エアライン写真のアイメイクポイント1:アイシャドウはグラデーション
エアラインのアイメイクはワンカラーのアイシャドウではなく、グラデーションで立体感を出すのがポイント。
立体感を出すと一気に華やかさがプラスされるだけではなく、目元が強調され大きく見えることから美人度アップもするのですよ!
目頭は淡い色で目じりにかけて濃い色になるようにグラデーションを作ることで、より目を大きく見せることができます。
ただ注意しないといけないのは、アイシャドウの色。
グラデーションだからと言って、黒っぽい色やスモーキーカラーでのグラデーションはかなりきつい印象を与えてしまい、エアライン業界では相応しくありません。
ブラウンやピンク系など肌馴染みのいい色でグラデーションを作るようにしましょう。
エアライン写真のアイメイクポイント2:アイラインは跳ねあげない
アイライン一つでも目の印象も変わってきます。
特に目尻の先を跳ね上げるようなアイラインは、「きつい」印象を与えます。
スタジオインディでもエアライン就活写真だから目を大きく見せようと海外モデルのように跳ね上げてくるお客様がいらっしゃいますが、強調しつつも自然なアイラインに仕上げなおします。
万人受けするようなエアライン業界にふさわしい、接客業で好印象を持たれるような自然なアイラインをひくように心がけましょう。
また、アイラインの色でも印象は大きく変わってしまいます。
黒ははっきりとした印象を与え、ブラウンやダークブラウンのアイラインは優しい目元を演出できます。
目の大きさや一重、二重のバランスをみてアイラインもあなたのアイメイクに馴染むものを選びましょう。
エアライン写真のアイメイクポイント3:1本1本の存在感を意識する
アイメイクの仕上げともいえるのが“マスカラ”。
ストレートタイプやカールタイプ、ボリュームタイプなど様々な種類があるマスカラですが、証明写真におすすめなのがセパレートタイプ。
ボリュームも程よくつけつつ、まつげ1本1本を長く見せてくれるマスカラです。
ダマにならないよう根元から一本一本きれいにマスカラをつけましょう。
横だけついていたり、長さにムラがあると歪な目元になって印象を悪くするので注意です。
また、プチプラでもマスカラ下地が色々あります。
ほんのひと手間ですが、マスカラ下地をつけてからマスカラをつけるとマスカラのつきもボリュームもアップします。
手を抜かずにマスカラは最後の仕上げと思って時間をかけて丁寧に塗りましょう。
エアライン証明写真ではつけま・マツエクOK?
最近では、マツエクやつけまをしている女性も多いですよね。
ただ、エアライン証明写真のメイクではあまりおすすめはしません。
なぜなら、エアラインの会社によってはマツエクなどを禁止しているところもあるからです。
エアライン証明写真でいろいろな会社へ書類選考で提出することを考慮するならば、しない方が良いでしょう。
でもどうしてもマツエクなどをするのであれば、一見するとわからないような自然なタイプを選ぶのがおすすめです。
エアライン証明写真のメイク3:アイブロウメイク
素人がきれいな眉毛を描くのは結構難しいですよね。
でもこのアイブロウのバランスで顔の印象が左右される大事なパーツです。
アイブロウメイクのポイントを押さえて、「親しみやすい」「温かみのある」印象を与えられるようなエアラインメイクを目指しましょう。
- 【エアライン用の証明写真アイブロウメイク手順】
- (1) 眉毛をコームやブラシで整える
- (2) ペンシルで眉頭・眉山・眉尻で屈折する箇所を決め少し印をつける
- (3) バランスを見て眉山や目尻を整え形を決める
- (4) ペンシルやパウダーなどで自眉の足りない部分を補うように描く
- (5) ブラシなどで輪郭をぼかす
エアライン用の証明写真で眉毛は太すぎても細すぎてもNG。
形も一昔前のようなきつい角度の眉毛や、フェミニンな雰囲気を出すボサッと眉毛もNG。
眉毛の形で怒っていたり困っていたりと印象を決めてしまうため、適した形に仕上げつつ顔のパーツで浮かないようにしましょう。
エアライン写真のアイブロウメイクポイント1:アーチ型眉毛がおすすめ
アイブロウにも平行眉やちょっと太めの眉毛など、その時の流行りがあります。
エアラインメイクでは流行を意識したメイクではなく、どの世代からも好感を持たれるアーチ形眉毛がおすすめです。
少し角度を入れることで、優しい印象の中にも知的なイメージを与えることができますよ。
エアライン写真のアイブロウメイクポイント2:眉全体の色味を均一にする
眉毛の形がどんなに綺麗でも、眉全体の色が浮いているとせっかくのエアラインメイクが台無しです。
眉尻を濃く、眉頭を薄い色で書いた場合は、ブラシなどでぼかして色味を統一することを忘れないようにしましょう。
また眉の輪郭もくっきりとさせるのではなく、ブラシでぼかして抜け感を出しましょう。
エアライン証明写真のメイク4:チークメイク
チークを仕上げに入れることで、顔色の印象が明るくきつい仕事も笑顔でこなせるような健康的な姿を想像させます。
エアラインメイクにおいてチークの色味はピンク、コーラル系などの顔色を明るく見せてくれる色を選びましょう。
リップとの色のバランスも大事ですので、ピンク系のリップであればチークもピンク系で色味を統一することも忘れないようにしましょう。
エアライン写真のチークメイクポイント:チークの位置と形
チークをつける場合は、鏡の前で実際に微笑んだ顔の時に頬の一番盛り上がったところから外側に薄く伸ばすようにつけましょう。
この時タイプはパウダーチークが一般的ですが、リキッドチークでほんわか艶感を出すのもOKです。
チークをつけすぎるとケバイ印象になりますので、チークをつける前にティッシュオフして余分なチークを先に落としておきましょう。
エアライン証明写真のメイク5:リップメイク
エアラインメイクのリップは、少し普段より濃い目の色を選ぶのがおすすめ。
特にエアラインメイクのリップでおすすめなのは、ピンクやピンクコーラル系、ピンクオレンジなどといった「温かみがあり」、それでいて「華やかな印象を与える」色味がおすすめです。
エアライン写真のリップメイクポイント:唇を縁取ると印象的
エアライン用の証明写真でリップのポイントは、しっかり唇を縁取ってから塗っていくこと。
プライベートではそのまま直塗りしてしまいがちなリップですが、エアライン証明写真のリップではもうひと手間を加えることで、エアライン証明写真の仕上がりが変わります。
それが、唇を縁取りすること。
縁取りをすることで、全体のバランスを崩さず、印象的な口元になり笑顔がより一層輝いて見えるようになります。
好印象となるエアライン証明写真メイクは就活専門写真館を予約!
ここまでエアラインメイクについて詳しく解説してきましたが、やはり一番勉強になるのはプロのメイクスキルを実際にこの目で見ること。
でもなかなかプロに個別のメイクレッスンをお願いするということは難しいですよね。
そんなあなたにお勧めしたいのが、プロのヘアメイクさんがいる就活専門写真館でエアライン証明写真を撮ること。
プロのメイクさんが実際にあなたにメイクをしてくれるので、その目で見てエアラインメイクスキルを学ぶことができ、自分に似合う色も知ることが出来ます。
尚且つきれいなエアライン証明写真も撮れる。まさに一石三鳥。
全国にプロのヘアメイク付き就活専門写真館がありますので、ネットで探してみましょう。
エアライン証明写真のメイクまとめ
エアライン証明写真のメイクには、何よりも「華やかさ」が求められます。
ただ、綺麗であればいいというわけではなく、「清潔感」があって「信頼感」もあり、それでいて「華やか」であること。
エアライン証明写真メイクにはこれらをすべて満たすことが必要です。
お客さまに接客をするように、メイクもひとつひとつ丁寧に仕上げていくことが大事なのです。
ここではそれぞれのメイクについてポイントだけおさえていますが、それぞれのパーツ毎の詳細記事もありますので、ぜひそちらの記事も参考にしてください。
エアライン証明写真の出来を左右すると言っても間違いない、エアラインメイクをマスターして、どこのエアラインにも自信をもって提出できるエアライン証明写真を撮りましょう。