エアライン証明写真で“眼鏡”をおすすめしない理由を解説!
写真:福井達也

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福井達也

ポートレートや家族写真を中心に撮影活動しているフォトグラファー。バンタンデザイン研究所専門部を卒業後、広告代理店勤務を経て独立。母校で講師も行うなど幅広く活躍されている。

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【目次】

  1. はじめに
  2. エアライン証明写真の撮影では“眼鏡NG”なの?
  3. エアライン証明写真の撮影は“コンタクト”がおすすめ
  4. エアライン証明写真は目元のメイクが超重要
  5. エアライン証明写真の眼鏡まとめ

はじめに

エアラインを志望する方で証明写真は眼鏡姿でとっていいの?と疑問に思う方も多いでしょう。

確かに空港などでメガネをかけている人はあまりみかけませんよね。

そこで今回はエアライン証明写真の撮影はメガネを着用していいか、さらにカラコンやメイクなど目元にまつわるお話をピックアップして解説していきたいと思います。

エアライン証明写真の撮影では“眼鏡NG”なの?

エアライン証明写真で“眼鏡”をおすすめしない理由を解説!1

結論、エアライン証明写真の撮影ではメガネはしないほうがいいです。

理由は、

  • ・就職後メガネNGの航空会社が多い
  • ・顔、表情がわかりにくい
  • ・メガネが反射してしまうことがある

それぞれ詳しく解説していきます。

エアラインで眼鏡をおすすめしない理由1:就職後メガネNGの航空会社が多い

 

航空会社は就職後メガネNGの所が多いです。なぜなら航空会社の業務内容はメガネを付けていると邪魔になることが多いからです。

例えば搭乗手続きなどを行うグランドスタッフは広い空港内を走り回ってお客様を探したり重い荷物を運ぶ場面が多くあります。

その際メガネを付けているとズレたりして業務の邪魔になってしまうのです。

他にもお客様と一緒に飛行機に乗り業務を行うキャビンアテンダントは有事の際にお客様を安全に誘導しなければなりません。

緊急着陸の衝撃でメガネが壊れてしまい、目が見えない状態で誘導などできないですよね。

また、壊れたメガネは凶器にもなり非常に危険です。欠けたフレームは尖って体にささる可能性もありますし、割れたレンズで肌を切ってしまう恐れがあります。

暗い機内の中で誘導する自分自身も、お客様にとってもデメリットにしかなりません。

   

ちなみにANAの客室乗務員募集要項には

  
と明記されています。

有事の際にメガネが壊れたりすることを考えると証明写真を撮る段階からコンタクトで撮影をした方が望ましいです。

   

   

エアラインで眼鏡をおすすめしない理由2:顔・表情がわかりにくい

メガネを付けていると自分の顔や表情が伝わりにくいです。

コンタクトと比べて隠れる部分が多くなり、結果的に表情がわかりにくいということになりがちです。

特にエアラインを志望するならエントリーシートの顔写真をいかに印象よくするかに重きを置くべきです。

エアラインは現在も多くの就活生が志望する人気な職業です。その分エントリーシートの数も他の企業に比べ多くなります。

そんな中で表情がわかりにくい顔写真を載せていると人事の印象に残らず、あなたがどんなに素晴らしい経歴や志望動機を持っていても面接に進むことはできないでしょう。

ただでさえ航空会社は就職後メガネNGな所が多いのですからわざわざ表情が読みにくいメガネで写真を撮るメリットはないですよね。

エアライン志望なら証明写真はコンタクトを付けて撮りましょう。

   
エアラインで眼鏡をおすすめしない理由3:眼鏡が反射してしまうことが ある

メガネをつけて証明写真を撮ると光が反射することがあります。

写真を撮るときストロボという光を発生させる装置を使いますが、これがメガネに反射して使えない写真を撮る羽目になる可能性があります。

特にブルーライトカットを施しているメガネはこうした光が変に反射してしまい何度も撮り直し、となる場合もあります。

最近のメガネは最初からブルーライトカットを施してあるものも多いですし何度も撮り直しとなるぐらいならその時間を面接の練習に当てたいですよね?

無駄な手間を生まないためにも証明写真はコンタクトでとることをお勧めします。

エアライン証明写真の撮影は“コンタクト”がおすすめ

エアライン証明写真で“眼鏡”をおすすめしない理由を解説!2

ここまでエアライン証明写真の撮影は、メガネをつけないほうがいい理由をお話してきました。

他の企業などであればメガネを付けているから落とされるなんてことは少ないですが航空会社勤務にとってメガネはデメリットが多いです。

人事の方々はそういう小さなミスマッチを防ぎたいものです。採用後のことも考えてエアライン証明写真の撮影は少しでも印象の良いコンタクトをおすすめします。

エアライン証明写真の撮影でカラコンはOK?

エアライン証明写真の撮影では、カラコンの着用は避けたほうが無難。

航空会社の業務は様々なお客様と接する機会が多いので特に与える印象には気を遣っているからです。

しかし完全NGというわけでもないのです。

カラコンをつけることによって黒目がはっきりし、明るい印象を与えることも事実です。

証明写真の印象もよくなりますしそんな自分に自信を持って面接に臨めるといったプラスの側面もあります。

どうしてもカラコンをつけたい!カラコンを付けた方が自分に自信が持てる!という就活生におすすめなのがナチュラルなカラコンをつけることです。

具体的には

  • ・黒目に近い色(グレーや青など奇抜なものはNG)
  • ・着色直系が大きすぎないもの
  • ・模様は単色

このような特徴のカラコンがおすすめ。

明るい印象を少しプラスしてくれるようなものがいいです。黒のフチがはっきりしたものなどは避けた方がいいですね。

「カラコンつけてもいいのかな…」と少しでも不安が残るならば無理してカラコンを付けることはしなくていいでしょう。

   
   

エアライン証明写真は目元のメイクが超重要

エアライン証明写真で“眼鏡”をおすすめしない理由を解説!3

エアラインの証明写真は目元のメイクを意識するだけで格段に印象が良くなります。

特にCAを目指す人はぜひ押さえておきたいところですね。

例えば目の下のクマはそのままだと、この人ちゃんと寝れてるのかな?といった不健康な印象を与えてしまいます。

しっかりコンシーラーを使ってクマを隠していきましょう。

青っぽいクマを自然に隠してくれるオレンジ系のコンシーラーがおすすめです。

アイシャドウはピンク系やブラウン系のものがおすすめです。

特にピンク系はCAに大事な華やかさを演出することができます。

ただし濃ゆいピンクやラメが入ってるものは避けた方がいいでしょう。あまりに濃ゆいメイクは人事に良い印象をあたえませんからね。

エアライン証明写真の眼鏡まとめ

ここまでエアライン証明写真のメガネについてまとめました。エアライン証明写真はコンタクトで撮影するのがおすすめ。

理由は、

  • ・就職後就職後メガネNGの航空会社が多いから
  • ・顔・表情がわかりにくいから
  • ・眼鏡が反射してしまうことがあるから

でしたね。

エアライン証明写真の撮影は、たかが写真と思わず、入念に準備をしてから撮影することをおすすめします。

眼鏡だけでなくメイクなどに気を付けて印象に残る写真を撮っていってくださいね。